糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

日本人の糖尿病患者の特徴

世界的に糖尿病患者の数が増加しています。

 

発展途上国の経済的発展に伴い、糖尿病は先進国だけの病気ではなくなりました。発展途上国でも糖尿病患者は増加の一途をたどっています。

 

罹患率は人種・民族で異なる

 

2型糖尿病は遺伝の影響を受けやすい病気で、例えば家族に糖尿病患者がいると糖尿病にかかりやすいといったデータがあります。そして2型糖尿病には罹患率に人種・民族差が見られます。

 

ある調査によると、在米日系人の糖尿病罹患率は米国人の2倍、日本にいる日本人の4倍に達するとのことです。

 

在米日系人と米国人は食生活、生活習慣が近いので差は人種の違いになります。

 

在米日系人と日本にいる日本人は、人種は一緒ですが、差は食生活、生活習慣が異なります。つまり在米日系人のほうが高カロリー食、車社会で運動不足、という特徴があります(高カロリー食、車社会という要素は今の日本でもさほど変わらなくなってきています)。

 

肥満でないのに糖尿病になる日本人

 

日本人の糖尿病患者の特徴として肥満体型が少ないことが挙げられます。

 

世界肥満度地図、というものがあります。旅行口コミサイトである「トリップアドバイザー」に載っているものです。(http://tg.tripadvisor.jp/overweight/)

 

日本人の肥満度は世界で34位という数字が出ています。先進国の中でも最も低い数字です。

 

しかし、糖尿病患者の数は世界で6位なのです。もちろん「数」ですので、インド、中国、アメリカの糖尿病患者の数は多いですし、人口が1億人を超える日本の患者が多いのはうなずけますが、日本では肥満ではないのに糖尿病患者が多いという歴然たる事実が見えてきます。

 

分泌できるインスリンが少ない

 

日本人に糖尿病患者が多く、しかも肥満ではないのにかかる人が多いのはなぜなのでしょうか。

 

日本人は人種としてインスリン分泌量が欧米人よりも少ないため、糖を脂肪として体に蓄える(つまり肥満になる)前に、体が糖を処理できず、糖尿病になってしまうのです。

 

白米を主食にする文化

 

また日本人の主食である白米は、インディカ米などと比べても食後の血糖値を大幅に上げてしまう高GI食品であり、和食は低カロリーでありながら炭水化物、塩分が多いので糖尿病患者には要注意です。

 

白米の量を減らし、玄米や胚芽米に切り替えること、食事の最初に野菜を多くとるなどの少しの努力が血糖値を下げることにつながりますので意識して取り組みましょう。

 

そして日本人には極端な肥満が少ないとはいえ、肥満は糖尿病を招きやすくなるため、カロリーの多い食事を控えるように、減量を心がけるようにしましょう。

 

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