糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

手と指で必要量をはかりましょう

糖尿病の患者さんは、必要な栄養素をバランスよく摂ることが必要です。

 

特定の栄養素(特に炭水化物や脂質)が多くなりすぎたり、カロリーが高くなりすぎないようにする必要があります。

 

必要な栄養素が1食にどのくらいかを摂る目安として、手と指を使う方法があります。

 

手指でで適切な量が簡単に

 

次の(1)〜(4)はどの栄養素に当てはまるでしょうか?

 

(1) は、穀物、デンプン、果物です。

 

握りこぶしくらいの分量が毎回の食事の目安になります。

 

これらの栄養素は炭水化物であり、血糖値を急速に上げますので、糖尿病患者にとっては摂り過ぎに注意すべき栄養素です。

 

(2) は、野菜です。

 

野菜は両手に持てるくらいの分量、もしくはそれ以上でも摂ることができます。

 

野菜は血糖値を急速に上げませんし、ビタミンやカロチンなど体に必要な栄養素を摂ることができますので、たくさん摂ることをお勧めします

 

(3) は、肉、魚などのタンパク質です。

 

目安は手のひらに収まるサイズで、厚さは小指の厚さくらいが勧められます。

 

(4) は、脂質です。親指の先くらいの分量が勧められます。

 

栄養素の全体的なバランスを配置する

 

1食の中のバランスの取れたそれぞれの栄養素を食卓に配置すると、次のようになります。

 

  • 野菜: プレートの半分
  • 穀物とデンプン: プレートの1/4
  • 肉、魚: プレートの1/4

 

そのほかに飲み物、果物がサイドに、という構成です。

 

栄養管理された食事を毎回摂れれば問題はありませんが、自分で作って食べる場合や家族が作った食事を摂る場合、外食する場合は、それぞれの栄養素を手と指ではかる、上記の方法を目安にしてバランス良く摂るようにしましょう。

 

こちらの栄養素のバランスを考えると、食卓に上った穀物とデンプン、肉、魚、果物が多すぎる場合は、自分で分量を調整して摂ることを心がけましょう。

 

自分にとって必要な量に調整すること

 

2型糖尿病患者は、食事の量が多すぎる、オーバーカロリーな食生活をしてきた人が多いです。

 

「出されたものを全部食べる」というのは子どものころは褒められたかもしれませんが、糖尿病を抱えた今、避けなければならない食習慣です。

 

出されたものから自分にとって必要なものを調整して摂っていく、ということが必要になります

 

食事については、作ってくれる家族の協力も必要でしょう。

 

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