糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

どの食物が血糖値に影響するの?

血糖値は食事をした直後から上がっていきます。

 

通常食後45〜60分で血糖値の値がピークになり、その後下がっていきます。

 

食後2時間もすると、血糖値が下り通常値に近くなります。

 

血糖値が上がりにくい食事が必要

 

糖尿病患者の場合は、血糖値が下がらず、血糖値が高いままの状態が続きます。

 

これは、糖尿病患者はインスリンがきちんと分泌されていないことが原因です。

 

1型の場合はインスリンが全く出ず、2型の場合はインスリンが出ても効きが悪くなってしまっています。

 

高血糖は様々な危険な合併症をもたらしますので、食後に急速に血糖値が上がらないような食事の仕方を工夫することが大切です。

 

高カロリー=高血糖値ではない

 

では血糖値を上げやすい食物とはどんなものでしょうか?

 

高カロリーの食事であると考える人たちがいます。

 

しかしそれは正しくありません。

 

血糖値を急激に上げてしまうのは炭水化物です。

 

ごはんやパン、めん類などの炭水化物はすぐにエネルギーに変わります。

 

次いで肉や魚、卵などのタンパク質になります。

 

野菜であってもすべての食物が多かれ少なかれ血糖値を上げます。

 

上昇スピードの指標「GI値」

 

最近では炭水化物でも血糖値が急速に上がるものと、緩やかに上がるものがあることが分かりました。

 

ある食物がどれくらいのスピードで血糖値を上げるかを示す指標としてGI値というものがあります。

 

ブドウ糖を100として、値が高いもの(55以上のもの)を高GI食品、低いもの(55未満のもの)を低GI値食品と言います。

 

米なら白米、パンなら白パン、フランスパン、ベーグル、麺ならうどんが高GI食品です。

 

一方、玄米、全粒パン、ライ麦パン、そばなどは低GI食品となります。

 

低GI食品は腹持ちが良い

 

糖尿病患者の場合は、低GI食品を食べることが勧められています。

 

最近では全粒粉を使ったパンやうどんも一般的になり、簡単に手に入れることができるようになりました。

 

高GI食品はいわゆる「腹持ち」が良くない食品で、血糖値が急激に上がるものの、その後急に下がり、すぐに空腹を感じるようになります。

 

低GI食品は「腹持ち」がよく、血糖値の上昇と下降は緩やかになります。

 

組み合わせや順番を考えて

 

低GIの炭水化物(例えば玄米)は、糖質以外にも植物繊維やビタミンが入っているため、栄養バランスが良いものです。

 

また食後の血糖値を上げ過ぎないためには、食事の順番を野菜などの低GI食品から始めることが勧められます。

 

炭水化物は高GIのものを低GIに置き換えることによって血糖値を上げ過ぎないようにすることができます。

 

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