糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

糖尿病の合併症(1)症状と対策

糖尿病が怖いのは糖尿病に起因する合併症が現れるからです。

 

糖尿病の三大合併症として「しめじ」をご紹介しました。

 

「し」とは糖尿病神経障害、「め」は糖尿病網膜症、「じ」は糖尿病性腎症です。

 

「しめじ」はこのひらがなの並び通りの順番で発症するとされています。

 

最初は「し」糖尿病神経障害です。

 

発症する時期は

 

糖尿病神経障害は一般的に糖尿病発症後5〜6年で発症します。

 

中には糖尿病を発症してからもっと早い段階、潜伏期間はないくらい早期がかかる人もいます。

 

しびれから無感覚へ

 

糖尿病神経障害というのはどんな合併症なのでしょうか。

 

手足の末端に「ぴりぴり」「じんじん」という痛みやしびれが左右対称に現れます。

 

その後神経障害が進行すると痛みやしびれよりも、感覚が鈍ったり、感じなくなったりするようになります。けがや、火傷の痛みに気が付かなくなります。とくにこの感覚の鈍りは足の末端に起こります。

 

そうすると細菌に感染してやがて細胞が壊死します。最悪の場合足を切断しなければならないことになります。

 

その他に筋力低下、立ちくらみ、便秘、下痢、男性機能障害などです。

 

最初の頃はほかの病気と間違えやすいので注意が必要です。そういえば私もちょっと足がじんじんとくるように感じることがあります。気をつけないといけません。

 

糖尿病神経障害の原因として、高血糖によって毛細血管がダメージを受け、酸素、栄養がうまく運ばれなくなる、という説と、高血糖の結果「ソルビトール」という物質が神経細胞に蓄積されて神経に異常が生じるという説があります。

 

しかし現在のところ、これといった原因は高血糖にあるほかはそのメカニズムはわかっていません。

 

対策する方法

 

糖尿病神経障害に治療法はあるのでしょうか。

 

糖尿病神経障害は糖尿病が原因ということは明らかですから、まずは薬、食事、運動で血糖値をコントロールする必要があります。

 

急激に血糖値が下がると痛みが発生することが分かっていますから、徐々に下げていく必要があります。

 

また、神経障害を招く「ソルビトール」という物質を生み出す「アルドース還元酵素」を抑える薬があり、「アルドース還元酵素阻害薬」というものです。

 

足には十分注意して傷などがないようによく確認して、足の壊死を防ぐようにしましょう。

 

次はこちら
糖尿病の合併症(2)目の障害