糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

ヘルシーな食生活ガイドライン

糖尿病の治療には食事療法は欠かせません。

 

ですが食事療法というと、もう好きなおいしいものを食べられなくなる、粗食にしなければならなくなる、と考え、落ち込んでしまう人もいます。

 

予算を立てることと似ている

 

食事療法というのは、お金の使い方に似ていると私は思います。

 

いつも予算というものが頭に入っていれば無理な出費を避けることができます。

 

もしどんぶり勘定だったり、予算を頭に入れておかなかったりすれば、必要以上の出費をして生活が苦しくなってしまいます。

 

食事療法はきちんと食生活のガイドラインが入っていれば、このくらい甘いものを食べても大丈夫とか、ここで我慢しなければならないとか、そのようなことが分かってきます。

 

何も意識せずに気が大きくなるというのが一番よくないのです。

 

食事療法に必要な8つのポイント

 

さて、日本糖尿病学会は「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 2013」という指針を出しており、その中に「食事療法」の章があります。

 

「食事療法」のなかで8つの重要なポイントが書かれていますのでここでご紹介したいと思います。

 

@ 食事療法は糖尿病治療の基本であり、食事療法によって適切に血糖値をコントロールできる。

 

A 食事療法は個別対応が必要である。

 

B 管理栄養士による食事指導が有用である。

 

C 摂取エネルギー量の決定について

 

摂取エネルギー量は、「摂取カロリー(kcal)=標準体重(kg)×身体活動量」の式で求められます。主治医に出してもらいましょう。
標準体重は、身長(m)2×22」で計算します。
身体活動量は、人によってかなり異なります。
軽い労作(デスクワーク)25〜30、普通の労作30〜35、重い労作(力仕事)35以上となります。
摂取エネルギー量を決定したら、少なすぎず、多すぎないように食事でバランスをとる必要があります。

 

D 三大栄養素の配分

 

炭水化物50〜60%、タンパク質20%、残りは脂質であるようにします。

 

E 塩分の摂取量を制限する。とくに高血圧、腎症の合併症がある場合は、1日6g未満

 

F 食物繊維は、血糖値改善に効果的である

 

G 食品の種類数は多いほうが良い。

 

ガイドラインをしっかり覚えて実行する

 

このように見ていくと、特別難しいことをしなければならないわけではありません。

 

ガイドラインが頭に入っていれば、暴飲暴食を避けることが出来ます。

 

食事療法は毎日の積み重ねです。

 

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