糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

肥満と糖尿病

肥満は糖尿病と関係があると聞いても驚く人はいないと思います。

 

肥満、つまりメタボリックシンドロームは、糖尿病と密接な関係があります。

 

具体的にはどのような関係があるのでしょうか?

 

運動不足と美味しい食べもの

 

現代人は豊富な食生活と運動不足により、肥満になりがちです。

 

肥満というのは単に体重が重い状態ではなく、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、余分なエネルギーが脂肪として体の中に蓄えられる状態のことを言います。

 

BMIを計算してみよう

 

脂肪は一般的には体重の20%〜25%を占めています。

 

この割合が高くなると肥満度が高いといえますが、肥満の程度を測るには体格指数(BMI:ボディー・マス・インデックス)という数値がよく用いられます。

 

BMIの計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)になります。

 

身長160cmで体重が60kgの人は、60÷1.6÷1.6=23.43となります。

 

BMIが 18.5未満ならやせ形、18.5以上〜25未満なら標準、25以上なら肥満となります。

 

BMIが27であれば糖尿病にかかる危険性が2倍に上がといわれています。

 

自分の身長から標準体重を知りたい場合は、BMIを22として、上記の計算式を応用して、身長(m)×身長(m)×22として計算します。

 

身長160cmであれば、56.3kgになります。

 

身長、体重が同じでも筋肉質の人の体脂肪率は低くなります。

 

ですからBMIだけで判断するのは賢明ではありませんがそれでも自分が肥満体形かどうかを知る助けになります。

 

肥満 → 糖尿病 なぜ?

 

肥満が続くと糖尿病になりやすいメカニズムはどのようなものでしょうか?

 

大きく関わってくるのは脂肪のうち「内臓脂肪」です。

 

食事をした後に血液中に増えるブドウ糖はインスリンによって下げられますが、その仕組は、インスリンが筋肉、脂肪、肝臓にブドウ糖吸収を促すことにあります。

 

もしインスリンが働きかけても筋肉、脂肪、肝臓のブドウ糖吸収が鈍くなってしまえば、インスリンをもっと出す必要があり、インスリンを出す、すい臓が疲れてきます。

 

この状態を「インスリン抵抗性」といいます。

 

内臓脂肪が正常な作用を阻害する

 

血糖値は正常でも、インスリンの分泌が多くなる、「高インスリン血症」から始まり、血糖値が上がって糖尿病へと進行します。

 

「インスリン抵抗性」を生み出す要因に肥満、とくに内臓脂肪が深く関係しています。

 

内臓脂肪はインスリンの働きを弱めるホルモンを出すことが知られています。

 

ですから糖尿病を避けるためにはBMI値を下げることが必須となります。

 

ところがやせているのに糖尿病にかかる人がいます。

 

そのような例は「やせていても糖尿病?」で取り上げます。

 

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痩せていても糖尿病?