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日本人は糖尿病になりやすい?

日本人は糖尿病になりやすい・・本当なのでしょうか?

 

確かに日本人は2型糖尿病になりやすいと言われています。

 

実際、世界の国々の肥満度のランキングでは日本は34位ですが、世界の糖尿病患者の数では世界6位となります。

 

「肥満の人は少ないのに糖尿病患者は多い」という特徴を持つ国なのです。

 

なぜなのでしょうか。

 

日本人はインスリンの分泌能力が低い

 

簡単に言うと、日本人を含めてアジア人種(モンゴロイド)のインスリン分泌能力が欧米人やアフリカ人よりも少ないからなのです。

 

欧米人(白人)には日本人には考えられないほどの肥満体の人がいます。

 

余分に摂取した栄養は脂肪として体内に残り肥満を生むわけですが、日本人の場合は余分に摂取した栄養が血中に糖として残るため、肥満にはならない代わりに糖尿病になって体がやせてしまうのです。

 

食文化の影響が大きい

 

日本人の食生活は長い間、炭水化物と野菜中心でしたが、現在では欧米型の高カロリー、高脂肪の食事が主流となっています。

 

また車社会の発達で「歩くのは車庫まで」というような運動不足も、もともと糖尿病になりやすい体質にさらに拍車をかけることになります。

 

日本人は米や麺が大好きな国民です。

 

日本人の食事の中心である「白米」はGI値(体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピード)が高い食物です。

 

炭水化物は吸収が早く、血糖値を上げるスピードが高いため、食事への満足感も高いですし、しかも安上がりです。

 

外食でも「ごはんおかわり無料」のところが多いのではないでしょうか。

 

GI値が高い理由

 

白米(ジャポニカ米)の粘り気(アミロペクチン)がGI値を上げる原因となります。

 

ですからもち米はさらにGI値が高い食物になります。

 

一方、タイやインドのインディカ米は粘り気も少なく、GI値も日本の白米よりは低めです。

 

このような点から、白米よりも玄米、発芽玄米、五穀米を食べたほうが血糖値の上昇がゆるやかになります。

 

麺類も大好きな日本人

 

麺類はどうでしょうか。

 

いわゆる「うどん県」と呼ばれるところには糖尿病患者が多いことが知られています。

 

うどんはGI値の高い食物です。

 

うどんよりはそばのほうが、GI値が低いですし、最近では小麦全粒粉のうどんも出ています。

 

全粒粉とは、小麦の中心部胚乳のみを使用する小麦粉とは異なり、小麦全体を粉にしたもので、雑味とミネラル分の多さが特徴です。

 

またGI値が低いのも特徴です。

 

パンなら全粒粉のものがベター

 

パンについても食パン、フランスパン、ロールパン、ベーグル、クロワッサン、ナンはGI値が高い食物です。

 

小麦全粒粉パンピタパンにしたほうが、血糖値の上昇を抑えられます。

 

毎日少し食材に気をつけるだけで、血糖値の上昇を防ぐことができることを覚えておきましょう。

 

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