糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

簡単にできる「尿糖検査」

尿糖検査をされたことはありますか?

 

尿糖検査とは読んで字のごとく、尿の中に糖があるかを検査することです。

 

通常、健康な人であれば尿からブドウ糖が検出されることはありません。腎臓でブドウ糖はろ過されて尿細管で再び血液に戻るからです。

 

そして血液中のブドウ糖はインスリンによって分解され、エネルギーとして利用されます。

 

糖分が尿に漏れ出している

 

血液中にブドウ糖が多すぎると、つまり血糖値が高いと、ブドウ糖の分解、再吸収が間に合わず、尿に漏れ出てくるようになります。

 

この状態を「尿糖」といい、血糖値が160mg/dlから180mg/dlになると陽性になります。

 

しかし尿糖には高血糖以外の原因もあることから、尿糖検査で陽性だったことがイコール糖尿病とはいえない面もあります。

 

検査方法は2通り

 

検査方法は、まずは試験紙を尿で濡らしたときに試験紙の変色の具合によって、色調表と比較して判定します。

 

これを定性検査といいます。そして、定性検査で陽性であれば、尿に含まれているブドウ糖の量を調べる定量検査があります。

 

定性検査には試験紙を使う方法と電子尿糖計を使う方法があります。

 

検査はいつすればよいのでしょうか?

 

尿糖検査は、血糖値がそれなりに高くないと判定できませんので、食後1〜2時間のうちに測定することが勧められます。

 

自分で手軽に検査できる

 

尿糖検査は自宅で簡単に行うことができます。試験紙が30枚セット1000円弱で発売されており、薬局で簡単に手に入れることができます。

 

検査も安価ですので、家族の薬箱に入れておき、血糖値を測ってみるのが良いでしょう。

 

特に糖尿病が気になる人、肥満や高血圧の人は、まずは尿糖検査をお勧めします。

 

もし尿糖検査で陽性が出たらどうすればよいでしょうか?続けて次の食後の1〜2時間以内に再度測ってみましょう。

 

もし陽性が続くようであれば、医療機関を受診して、糖尿病の検査を受けるようにしましょう。

 

他の病気の可能性も

 

血糖値は正常でも腎臓の働きが弱くなって尿糖が出る場合もあります。これを「腎性尿糖」といいます。

 

また、甲状腺機能亢進症である場合もあります。

 

尿糖が陽性になると、糖尿病だけではなくて、これらの病気の疑いも出てきます。

 

ですから尿糖を測ることは様々な病気を発見できる重要なものなのです。

 

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