糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

高尿酸血症と糖尿病

高尿酸血症・・つまり「痛風」の原因となるものですね。そして、糖尿病(2型)

 

両方ともいわゆる「メタボリックシンドローム」が引き起こす典型的な病気です。

 

針状の結晶が体内でできる

 

まず高尿酸血症によって痛風になるのはどんなメカニズムなのでしょうか。

 

高尿酸血症の原因はプリン体代謝異常によるプリン体過剰と腎臓での尿酸排出機能低下です。

 

プリン体は尿酸を作り出すもとであり、尿酸はもともと血液中に溶けにくい物質で、一定の濃度を超えると体内で針状の結晶となります。

 

この結晶が関節炎を引き起こし、特に足の親指の付け根に「痛風」の名前の由来である「風が吹いても痛い」という耐え難い痛みを引き起こします。高尿酸血症は動脈硬化腎臓障害尿道結石などの原因にもなっています。

 

高尿酸血症も糖尿病(2型)も両方とも、肥満、運動不足、アルコールの飲み過ぎ、ストレスなどが原因です。

 

サイレントキラー

 

高尿酸血症と糖尿病は同じような原因による生活習慣病ですので、かかる人は両方を併発している恐れがあります。そして両方の病気が引き起こす症状で共通しているのが「動脈硬化」「腎臓障害」です。

 

興味深いことに、糖尿病になると尿酸値が下がると言われています。糖尿病で痛風にもかかっている、という人は見かけません。これは、糖尿病患者は多尿であるため、尿酸の体外への排出が促されるためです。糖尿病予備群や糖尿病の合併症である腎機能障害になった場合は、尿酸値は高くなります。

 

高尿酸血症も糖尿病も様々な怖い合併症を招く生活習慣病ですので、できるだけかからないように予防することが一番です。しかし、高尿酸血症も糖尿病も最初は自覚症状が全くない、いわばサイレントキラーですので、健康診断での血液検査の結果に十分注意しておくようにしましょう。

 

発症しないよう予防するには

 

高尿酸血症を起こさないようにするには、減量すること、運動、プリン体の多い食事を避ける、アルコールを控える、水分をよく取る、野菜を多く摂ることは勧められていますが、このようなことは糖尿病患者にも推奨されていることです。

 

健康的な生活が高尿酸血症も糖尿病の両方を遠ざけるための秘訣です。

 

次はこちら
日本人の糖尿病患者の特徴