糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

運動をやってはいけない人

糖尿病の治療には食事療法、薬物療法とならんで、運動療法が大切です。

 

これらはまさに糖尿病治療の三本の矢、ということができます。

 

しかしながら運動療法は勧められない糖尿病患者もいます。

 

運動をしてはいけない人とはどんな人なのでしょうか?

 

合併症を持っている人

 

まず糖尿病の合併症を持つ人には運動療法は勧められません。

 

糖尿病の3大合併症を覚えておられるでしょうか?

 

糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害になりますね。

 

糖尿病網膜症の人は運動によって血圧が変動し、眼底出血を起こす危険性があります。

 

糖尿病神経障害の人は、運動によって、たこ、まめ、うおの目、靴ずれなどができるとそこから細菌が入り込んできます。

 

糖尿病神経障害になると足の感覚が鈍くなるため、そのような傷に気づきにくくなるため、細菌が入ったところが化膿し、壊疽を起こす危険性もあります。

 

足に負担をかけない椅子に腰掛けた状態での上半身の運動やプールでのウォーキングができる場合もあります。

 

糖尿病腎症の場合は、症状が相当ひどくない場合は運動療法が可能です。

 

医師の指導を十分に仰ぐことが大事

 

合併症を持っていても症状が軽い場合、運動療法も可能である場合があります。

 

しかし、合併症を持っている場合は、主治医に運動について相談し、メディカルチェックを受けておくことをお勧めします。

 

運動は心肺機能に負荷をかけますので、高血圧狭心症心筋梗塞などの合併症を持っている場合も注意が必要です。

 

必ず医師の指導のもとに慎重に行うようにしましょう。

 

血糖値がコントロールできている人は運動できるかも

 

血糖値のコントロールが上手く行っていない人も運動療法が出来ません。

 

食事療法薬物療法で血糖値をある程度下げてから運動をすることが勧められます。

 

このように一部の糖尿病患者にとっては運動をしてはいけない、ということが分かりました。

 

しかしそのような患者さんにとっても医師に相談しながら運動の程度とメニューを考慮した上で運動を行うことによって、良い「療法」になる場合があります。

 

運動によってQOL(生活の質)が改善しますので、運動療法は可能な限り取り組んでいただきたい療法です。

 

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