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有酸素運動と無酸素運動

糖尿病の予防、治療には有酸素運動が適しているということはこれまでの記事の中でも取り上げてきました。

 

有酸素運動は、酸素を多く取り込みながら持続的に行う運動のことで、ランニング、ウォーキング、水泳、エアロビクスなどがあります。

 

有酸素運動は血液中の糖をすぐに消費するため、血糖値を下げるのに即効性があります。

 

ですから血糖値が高くなる食後に運動すると、インスリンの働きに頼らずに血糖値を下げることができるため、食後の有酸素運動は大変効果があります。

 

この有酸素運動は何十分も行うのは難しくても5分か10分行うだけでも効果がありますので、あきらめずに続けていくことが鍵になります。

 

減量するにも有酸素運動

 

有酸素運動で減量したい場合はどうでしょうか?

 

その場合20分以上有酸素運動を続ける必要があります。

 

有酸素運動を始めてから最初の20分は血液中の糖を筋肉に取り込み、エネルギーに変える作用が働きます。

 

その後20分を過ぎると体脂肪を燃やしてエネルギーに変えていきますので、減量の効果があるという訳です。

 

無酸素運動との違い

 

有酸素運動の対になる運動として、無酸素運動があります。

 

無酸素運動とはレジスタンス運動とも呼ばれ、いわば息を止めて力を入れるような運動を指します。

 

たとえば筋トレ、腹筋、100m走などです。

 

100m走は息をしないで行うわけではありませんが、有酸素運動のようには空気をたっぷりと吸い込んだりはしないですよね。

 

疾患がある場合は無酸素運動は避けましょう

 

無酸素運動は糖尿病患者にとってはやってはいけないものなのでしょうか?

 

有酸素運動が強調されていますが、無酸素運動もやってはいけないわけではありません。

 

ただし、無酸素運動では強い負荷で血圧が急激に上がったりするので心臓疾患のある人、高血圧の人は危険を伴いますので控えたほうが良いでしょう。

 

もしそのような問題がない場合でしたら、無酸素運動も十分に効果的です。

 

なぜなら無酸素運動は筋力を鍛えて筋肉量を増やすことができます。

 

筋肉を増やせる無酸素運動で基礎代謝を高める

 

運動すると血液中の糖分が筋肉に取り込まれてエネルギーに変わりますので、筋肉量が多いと基礎代謝が増えるので糖分の消費も効果的になります。

 

無酸素運動の良いところは有酸素運動よりも短い時間で済むところにあります。

 

例えばウォーキング20分をするよりも腹筋や腕立て伏せを30回するほうがはるかに短い時間でできますよね。

 

筋肉を鍛えるとそれだけ効果的に血糖値を下げることができる、ということを覚えていきましょう。

 

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