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再生医療と糖尿病

糖尿病の治療法として「再生医療」が注目されています。

 

身体の機能を再生する医療

 

「再生医療」とは、病気やケガによって失ってしまった臓器や組織を、幹細胞によって人工的に作りだして培養し、体内に移植することで失われた機能を回復させる治療法のことです。

 

1型糖尿病患者は、主に自己免疫によってすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞が破壊されているため、インスリンが全く出ない状態にあります。

 

ですから体外からのインスリンの投与が定期的に必要となるわけです。

 

ではそのβ細胞が再生できるとしたらどうでしょうか?

 

1型糖尿病患者にとっては夢のような話です。

 

糖尿病を完全に克服できる見込みがあるからです。

 

β細胞を再生して臓器移植いらず

 

一体そのようなことは可能なのでしょうか?

 

これまでは「すい臓の移植」しかその方法はありませんでした。

 

しかし、移植となるとドナーが必要ですし、移植後に拒絶反応が起こる場合もあり、免疫抑制剤を使用した副作用の恐れもありました。

 

再生医療は、β細胞を作り出すことに成功し、マウスによる実験ではβ細胞から作り出されるインスリンが糖尿病のマウスの血糖値を下がることに成功しています。

 

さらに1型糖尿病患者の皮膚からiPS細胞を作り出し、そこからβ細胞を作成することにも成功しています。

 

今後はヒトを使った臨床試験の段階へと移っています。

 

カプセルにして皮下に埋め込む方法が開発中

 

再生医療では、β細胞だけではく、人間の角膜、心筋、食道、歯根膜、関節軟骨などを作り出す研究も進められています。

 

β細胞を人工的に作り出したとして、それを手術ですい臓に移植するのでしょうか?

 

移植は大変ですし、また自己免疫によってβ細胞が破壊されないとも限りません。

 

現在ではβ細胞をたくさん透過性カプセルに入れて皮下に埋め込むという方法が開発されつつあります。

 

つまり埋込み型のインスリン注射というわけです。

 

夢のような治療法

 

カプセル内の細胞がインスリンを分泌しますので、様々な種類のインスリン注射を打つ必要がありません

 

カプセルは交換可能ですので、苦労することなく常にインスリンを必要な分だけ体内に届けることが出来ます。

 

このように再生医療は、糖尿病から人々を救う夢のような治療法です。

 

でも夢ではありません。実用化はすぐそこまで来ているのです!

 

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