糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

痩せていても糖尿病?

糖尿病というと、肥満型の中年の男性に多い、というイメージがあるかもしれません。

 

実はやせていても糖尿病になる可能性があるのです。

 

BMIが正常値でも糖尿病と診断される人もいます。

 

この場合の糖尿病は2型糖尿病のことです。

 

1型糖尿病は体型とは関係がなく、やせた人と肥満体の人の発症率には差はありません。

 

内臓脂肪に注意

 

やせていても糖尿病になるのはどのような理由からでしょうか?

 

カギは「内蔵脂肪」です。

 

内臓脂肪は皮下脂肪とは違って外からは見えにくいものです。

 

内臓脂肪が、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」の原因となります。

 

第三の脂肪の存在

 

また内臓脂肪の他に「異所性脂肪」といって、これは皮下脂肪、内臓脂肪に続く、第三の脂肪と言われていますが、通常脂肪がほとんど存在しない臓器(心臓、肝臓、脾臓、筋肉など)につく脂肪のことです。

 

この「異所性脂肪」も外見からは見えないため、やせていても糖尿病の発症につながりやすくなると言われています。

 

それから日本人は欧米人に比べてインスリンの分泌力が弱いため、糖尿病になりやすいと言われています。

 

ですから肥満体ではなくてもインスリン分泌力の低下、インスリン抵抗性によって糖尿病になりやすくなります。

 

女性は糖尿病になりにくい

 

女性は男性に比べると糖尿病患者が少ないのですが、その理由は、女性ホルモンが内臓脂肪を抑える働きをしているからです。

 

女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪のほうがたまりやすいと言われています。

 

しかし更年期を過ぎ、閉経すると女性ホルモンの分泌が少なくなってしまうため、糖尿病のリスクが高まります。

 

70歳以上では糖尿病発症の男女差はほとんどなくなります。

 

痩せてても油断しないでください

 

肥満ではない人の3人に1人は「自分は太っていないから糖尿病にはならない」と思っている、というデータがあります。

 

つまり油断しているということです。

 

でも油断は大敵です。

 

やせた人でも糖尿病になる可能性はあるのです。

 

改めるべき生活習慣があるかもしれません。

 

早食い、大食い、炭水化物(ご飯やパン)ばかり多く摂る食生活は改めたほうが良いでしょう。

 

また運動不足なら、毎日できる軽い運動を心がけましょう。

 

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