糖尿病を自力で改善したいあなたのための完全マニュアル

運動中の低血糖に注意!

糖尿病の人が運動をするときには低血糖に注意する必要があります。

 

高血糖な状態が続くことが糖尿病ですが、血糖値を下げる血糖降下薬やインスリンが効きすぎて、逆に低血糖になってしまうことがあります。

 

運動によって血糖値は下がる

 

運動は筋肉でブドウ糖を消費するため、血糖値が下がります。

 

また運動によってインスリン感受性もアップしますのでインスリンの効きが良くなります。

 

このため普段、血糖降下薬やインスリンで血糖値を下げている場合、運動によってさらに血糖値が下がるため低血糖を引き起こす可能性があるわけです。

 

運動した後に低血糖になることも

 

運動中だけではなく運動後に低血糖になる場合もあります。

 

「遷延性低血糖」といって運動後深夜に突然低血糖になることがあります。

 

運動によって血糖降下薬やインスリンの効きが良くなるためです。

 

特に激しい運動をした後は運動後しばらく経ってからの低血糖にも注意が必要です。

 

低血糖を起こさないため食後に運動する

 

低血糖はご存知のように最悪の場合、死を招く危険な症状です。

 

糖尿病の改善のために運動を行っても命を失うことになっては元も子もありません。

 

血糖値は常に変動していますので、自分の体の血糖値の状態、パターンを常に把握しておく事が必要です。

 

運動によって低血糖を起こさないためにはできるだけ空腹時ではなくて食後に運動することをお勧めします。

 

血糖値が上がり始める食後30分〜1時間後に始めるのが良いでしょう。

 

インスリンは運動の1時間前に腹部に打つようにしましょう。

 

上肢、下肢に打つと低血糖のリスクが上がるとのデータがあります。

 

運動前にカロリーを補っておく場合

 

もし運動中に低血糖の症状が現れたらどうしますか?

 

吸収の早いブドウ糖が含まれている市販のジュースを飲むようにしましょう。

 

運動前に補食をすることも大切です。

 

ゴルフやハイキングなどのゆっくりとした、長時間の運動をする場合は、糖として消化吸収されるのが遅い炭水化物を摂るようにしましょう。

 

逆にテニスやランニングなどの短時間で急速にエネルギーを使う運動の場合は、糖としての吸収が早い清涼飲料水を飲むようにしましょう。

 

「遷延性低血糖」が起こる可能性のある人は就寝前に炭水化物を摂ることが勧められます。

 

糖尿病の人の場合は、急速な運動は避け、ゆっくりとした有酸素運動を行うことが勧められます。

 

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